症例集

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連続抜歯 子供の歯の生え変わりを利用

永久歯に生え変わる隙間が足りない

連続抜歯症例 9歳で小学校4年生

『永久歯に生え変わる隙間が足りなくて、将来デコボコの歯並びになってきちんと噛めないのでは?』とお母様とともに来院されました。6歳臼歯(第一大臼歯)の関係を整える目的で、自分で取り外し可能なヘッドギヤーを自宅で使用していただくことにしました。

抜歯した隙間に犬歯

11歳時です。連続抜歯で上下左右の第一小臼歯を4本抜歯し、抜歯した隙間に犬歯が生えてきました。上下の6歳臼歯(第一大臼歯)の関係はヘッドギヤ-によって改善されています。

表側の透明な矯正装置

13歳時です。連続抜歯で抜歯した隙間は自然にかなり閉鎖してきたところで、歯の表側に透明な装置を付けて第二段階の仕上げの治療を開始しました。

治療後の歯並び

16歳時、矯正治療終了後6ヶ月経過時です。矯正治療期間は2年でした。前歯も奥歯も全ての歯がかみ合わせに参加して、きちんと食事を噛めるようになりました。元の歯並びに戻らないように、歯の裏側に細いワイヤーの保定装置を付けて3ヶ月に1回通院して定期検診を受けていただいております。お母様が『これで一生自分の歯で噛んで生活できますね』と喜んでいました。

  • 一般的な矯正:600,000円

治療に係るリスク

  • 矯正科治療に係るリスクや副作用には、以下の点が挙げられます。
  • 1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日~1週間で慣れることが多いです。

    2. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けることが重要です。

    3. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。

    4. 治療中に顎関節症状が出ることがあります。

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