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2017年7月22日(土)
今年も7月24日から、小学生以下の皆さんに夏休み恒例のくじ引きをご用意いたしました。
付き添いの方で小学6年生以下の皆さん全員にくじをご用意いたしております。
素敵な景品をお持ち帰りください。
お楽しみに!
2017年7月10日(月)
親知らずはすべて抜くものと思っていませんか?
左の写真は明らかな出っ歯のかみ合わせです。
出っ歯の歯並びを治すために上の左右第一小臼歯(前から数えて4番目の小さな奥歯)を抜いて治療開始しました。
しかし、左のX線写真のシルエットを見ると、口元が前に飛び出ていて、あまりきれいな口元のシルエットには見えません。
左の歯並びのX線写真を見ると、上下左右の奥歯が各々2つそろって生えており(第一大臼歯、第二大臼歯)、さらにその後ろに3つ目の奥歯(親知らず)が上下左右に各1つ存在しているのがわかります。
そこで、上の前歯をさらに後ろに下げるために上の左右第一大臼歯(6歳臼歯)を抜去して、第二大臼歯(12歳臼歯)を第一大臼歯の代わりに使い、親知らずを第二大臼歯の代わりに使うことにしました。
治療後のかみ合わせは素晴らしくなりました。
口元のシルエットもきれいに整いました。
上の親知らずがかみ合わせに参加しようとしています。
下の親知らずは、左右ともに前に傾いてきちんと生える隙間がありません。
このような親知らずは、歯茎を腫らしたり虫歯を作る原因になることから、抜去をお勧めいたします。
2017年6月30日(金)
スマイルクリエーター
歯科衛生士 鎌仲 麻亜子
『綺麗な歯並びになるために』
矯正中はいろいろと大変なことが多いですがみなさまの治療がスムーズに、出来るだけ早く装置をはずせるように矯正中の注意点を改めてご説明します!
治療が始まったばかりだとわからなかったり、治療が進むにつれて忘れてしまいがちなことなので気をつけていただきたいです!
①歯磨き
装置がついていない人に比べて虫歯、歯周病のリスクがかなり高くなります!
毎日、丁寧なブラッシングをお願いします。
治療が終了しても歯茎が腫れていたり虫歯になっているともったいないです…(>_<)
②食事
基本的には何を食べても問題ありませんが、固いものやキャラメルのような物は装置が壊れる原因になります。
気をつけていても取れてしまうことがありますのでその場合は早めにご連絡をお願い
します!取れたものは忘れずに持って来てください☆
③ゴムかけ
ご自宅で取り外しのゴムを使ってもらうことがあります。食事と歯磨きの時以外はずーっと付けていて下さい。
お仕事中や外出時など難しい時もあるかと思いますがゴムかけは使う時間が長いほど歯が動き、きれいな歯並びに近づきます!
④リテーナーについて
これは治療が終わって保定期間の方へ。
リテーナーが壊れたり外れてる状態で放置すると後戻りの原因になります。
特に治療が終わってすぐはまだ安定していなく動きやすいので要注意です!
⑤通院について
治療中は基本的に1ヶ月おきに処置が必要になります。前後1週間くらいであればズレても問題ありませんが、何ヶ月もあいてしまったりキャンセルが続いてしまったり
…となると全く治療が進まなくなってしまいます。
お仕事が忙しかったり遠方からの方は難しいこともあると思いますがなるべく頑張って通っていただきたいです☆
他に心配なことや気になることがありましたら気軽に相談してください!
ステキな歯並びになるように一緒に頑張りましょう♩
スマイルクリエーター
歯科衛生士 西山あづさ
『歯磨きの大切さ』
赤く染め出し歯磨きをしてからお口の中をチェックすると
「一番奥歯のうしろ側」「歯茎の近く」に磨き残しが多く見られます。
皆さんの中にも「私もそこを指摘された!」という方もいらっしゃると思います。
この部分は装置がついていない方でも汚れが残りやすいところです。
更に装置がついてると磨きにくくなるので要注意です。
磨き方としては…
奥歯のうしろ側はブラシを奥まで突っ込んでブラシの毛先がしっかり当たるように、又は先が筆状になったブラシの毛先で磨いてください。
因みに上の歯の奥を磨くときはお口をあまり大きく開けない方がブラシがうしろまでとどきやすくなります。
そして、歯茎の近くの汚れを取るときはブラシの毛先で歯茎も一緒に磨くようにしてみてください!
その時「歯茎から血が出る」「痛みがある」という方は長い間汚れが残っていた可能性大です。
「血が出る」から、「痛い」からと言ってしっかり磨かないと症状は更に悪化して歯肉炎や歯周病になってしまいます。
さらに虫歯予防のために毎日ホームジェルを使って頂ければ完璧です!
みなさん。そもそも、赤く染まったところは何なのか分かりますか?
赤くなった物の正体は、歯垢(プラーク)といって『細菌の塊』です!
なんとこの細菌の塊1㎎中には10億!!!もの菌がいると言われています。
この細菌の塊は、歯にベッタリとくっつき口をゆすいだ位では落ちません。
つまり歯ブラシで擦らない限り細菌の塊は歯にベッタリとくっついたままなのです!
この細菌の塊は、虫歯や歯周病の原因になりそれが悪化すれば歯を失います。
一度失った歯は戻ってきません。少しでも歯磨きの大切さ、磨き残しの怖さを知って頂けたらと思います。
『しのだ矯正歯科から皆様へのお願い』
ご自身でご希望されたご予約のご変更はご容赦願います。
診療ご希望日の直前では、ご予約お受けいたしかねる場合もございます。
ご予約は1か月前をお勧めいたします。
2017年6月24日(土)
ある患者さんが虫歯がないのに右上の奥歯に痛みを感じて主治医に相談したところ、親知らずが正常に生えて
いる奥歯(第二大臼歯)を侵食しているから痛みがあるのだといわれました。
上のレントゲン写真に向かって左上の奥歯(矢印の部位、本人の右上の第二大臼歯と親知らず)が2本重なって
いるのがわかります。
歯の頭の固さと歯の根の固さを比べると頭のほうが固いのです。歯の頭はエナメル質と言って骨よりも固いの
です。
上のレントゲン写真では本人の右上親知らずの頭が第二大臼歯の根にぶつかっています。つまり、第二大臼歯
の根は一部なくなっています。
そこで、この患者さんの主治医は第二大臼歯を抜去して、親知らずを第二大臼歯の代わりに使うことにしまし
た。
上の写真が抜去された第二大臼歯です。矢印の部位の根が一部欠落しています。これを歯根吸収といいます。
上のレントゲン写真でを見ると、抜去された第二大臼歯の空間(矢印の部位)には親知らずが伸びて生えよう
としています。
第二大臼歯の生えていた場所に親知らずがきちんと生えれば、親知らずを使って第二大臼歯と全く同様にもの
をかむことが可能です。
もし、親知らずが傾いて生えるようであれば、矯正治療で生える方向を修正する必要があります。
2017年6月19日(月)
前から数えて3番目に位置する歯を犬歯といいます。
4番目と5番目に位置する小さな奥歯を小臼歯といいます。
非常に珍しいことですが、前から3番目に生えるべき犬歯が4番目に生えることがあります。
これを、異所萌出といいます。
矯正治療では、異所萌出した歯は本来生えるべき正しい場所に移動して歯並びとかみ合わせを整えます。
しかし、治療期間など患者さんのご希望を考慮して、まれに異所萌出のまま歯並びを整えることがあります。
矯正治療に入る前に、担当医の説明を十分にお聞きください。